2012年6月27日水曜日

「信ずることと知ること」


「信ずることと知ること」は、小林秀雄さんの有名な講演のタイトル。

「みんな信じればいいんですよ、みんな」

全てを一言で言ってしまえばそういうことになるのだろう。わからない奴はわからないでいい。わかって欲しくもない。

そんなことはどうでもいいのだが、精神と心についてぽつぽつと考えている。

私の考える精神とは、人間の心と体の全てを統合する働きを持つと考える。そしてそれは言語(文字を含む)において伝達可能であり、その意味で再現性を持つと考えている。

しかし、心はわけあえられない。かけがえのない思いとは心の働きだと思う。

その意味で、知ることはより精神との親和性が高く信じることはどっちかというと心との親和性が高いと考えることができるかもしれないと思う。

いったい信じるとななんだろう。私たちがかけがえのないと感じる心は確かに信じる気持ちと同じ働きを持つと感じる。

信じる心知る心その様に置き換えることもできる心とはいったい何なのであろうか。

初出 mixi 2007年04月09日

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